【実践】兄弟喧嘩をするとすぐに泣く場合の対処

冬休みが終わりましたが、すぐにまた3連休。
子どもたちが冬休みでも出勤していた日もあるので、
ずっと一緒にいたわけではないけれど、クタクタでした。

小3の三男(ASD:自閉症スペクトラム)が度々小6の兄や年少の弟と揉めるのです。
そして、三男は揉めるたびに泣き出します。

兄や弟たちは、喧嘩そのものより
泣き出す三男を見て、「またか…」とげんなりしている様子。

基本的に兄弟げんかは危険が伴わない限り
私は口出しも手出しもしないのですが、
それぞれの子どもたちが
何かを言いにくればその時は受け止めます。

しかし、泣き出すことが
何度も続くので、観察してみることに。

三男が泣き出すことで、
兄や弟が喧嘩を止めたり、三男に譲ったり
わたしが受け止める(優しくしてくれる)ので、
三男にとってはメリットがあると思っているかもしれない。

そこで、
三男が泣き出しても無反応を決めました。

もちろん、
危険なことが起こらないように
意識は向けていますが、
泣いてもメリットはないことを知ってもらおうという作戦です。

兄や弟にも三男が泣いたから譲ろうとしたり、
我慢しなくてもいいよと伝えておきました。

三男にとっては、「泣く」ことで
気持ちの切り替えをすることもあるので、
切り替えができるように1人になれる場所も空けておきました。(三男専用の場所ではないので💦)

泣き出す頻度は相変わらず多いけれど、
そのうち泣いても得るものがないことに気づいたのか、
少しずつ泣く時間が短くなり、
1人で気持ちを落ち着けるようになり、
泣く頻度も減ってきました。

泣き止んだときのフォローは忘れずに行い、
どうすれば良かったか話をすることを意識してみました。
とはいえ、他の子に気を取られて
気づいたら泣き止んで、
1人で別の遊びに入っていた(切り替えた)ということもあり、
完全な対応ではなかったのですが。。。

「泣けばメリットがある」という負の強化は
まだ残っているようなので、
引き続き様子を見ていく必要はあります。

そして、三男だけに原因があるのではなく、
環境(兄や弟の言動)にも原因がありました。

その話は次回書いてみます。